小説家になるために毎日短編小説を書いてみた感想【14日目】
こんにちは。
印税生活を夢見て、ライトノベル作家を志すしかたなすびです。
私、毎日短編小説を1個書いています。
もう14作品ができていて、素人にしてはこれって結構すごいことなんじゃないかと思うんですよね。
ということで、自分の頑張りを自画自賛するために、14日間毎日短編小説を書いてみた感想を記事にしました。
(私の短編小説を読んでいただける方は、こちらこちらのリンクをどうぞ!)
本当は書きたい物語とか特にない
いきなりですが、私自身の話をさせてください。
私はライトノベル作家になりたいと思っていますが、実は致命的な欠点があることを自覚しています。
それは、書きたい物語が特にないことです。
私の主観ですが、芸術家の出発点って「表現したいことがあるかどうか」だと思うんですよね。
「表現したいことがあるが、的確に表現する技術が追い付いていないから努力する」というのが正しい努力の方向だと思うんです。
私みたいに「表現したいことがない」タイプは、出発点にも立てない。
だから、そもそもどんな努力をしていいかわからない。
「小説を書くためにはプロットを作るのが大事なんだな」と思って、ストーリーやキャラクターを考えようと、紙とペンを用意しても何にも書けないんです。
文章力とか表現力とかの話以前に、「書きたいものがそもそもないから小説を書けない」「頭に浮かぶアイディアは誰かの作品に類似してしまう」のです。
で、結局、「私みたいな凡人は小説家なんて向いていない」と自己否定で落ち込むわけです。
毎日努力しているという充実感
でも、キーワードを3つ用意し、1,000字程度の短編と割り切ってしまうと、意外とスラスラと書けてびっくりしました
きっと書いている内容は、今まで触れてきた作品の模倣や継ぎはぎなんだろうけど、自分の中から何か作品が生まれているというのがすごく嬉しい。
しかも、こうやってブログで公開すると、意外と誰かが読んでくれるんですよね。
誰かが読んでくれているという事実が、とんでもなく嬉しくて、だから毎日短編小説を書くなんていう面倒なことが続いていると思うんです。
それに私は自意識過剰なところがあるので、このブログが出版社の目にとまって、私の才能が評価されないかなーと妄想もできるわけです。
文章力が向上する
メンタル面では毎日短編小説を書くことでかなりのメリットがありますが、実際に文章力の向上という面でも効果を実感しています。
まず、今まで私は小説を書いたことがありません(なのに、1年以内にライトノベル作家になりたいとか言っています。)。
私自身がどういう文体を得意としていて、どういう描写が苦手なのかもわからないのに、いきなり長編作品を生み出そうというのは無謀な話なんです。
毎日書いているうちに、
「1人称の方が書きやすいかも」
「主人公が女性だと書きにくい」
「会話文を入れるとそれっぽい」
「くどい文章は読みづらい」
とか、自分のことがいろいろわかってくるんですよね。
それに、「特に書きたいことがない」けど、書いているうちに物語が生まれてくると、それをアイディアにして長編を作ってみようかな、と思えるようになりました。
さいごに
私の日記みたいな記事になってしまいましたね。
こうやって自分の頑張りを残しておかないと、私のやる気が継続しないのでした。
いつか自分の小説が出版されて、それがアニメ化して漫画化して、印税で生活したいなーという夢を実現したいですね!